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スラング大国スペインで、ネイティヴがよく使うスラング4選

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スペイン行くならこれ一冊 / 大学受験の英単語

こんにちは、浅羽なちです。

あまり知られていませんが、スペインは"超"スラング大国です。
その辺のにいちゃんはもちろん、可憐な女の子も奥様も、またかなり正式な場でも、スラングが飛び交います。
(しかも性的な意味合いを持つ単語が多い、というかほぼそれ)

 

今回はそんなスペイン語のスラングの中でも、よく使われる4つを紹介しようと思います。

 
またあくまで、スペイン人がこれらのスラングを使った際になんとなく理解するため、またはあなたの知的好奇心を満たすためというのために紹介するのであって、あなたが実際にスペイン人に対してスラングを使うためではないことを理解した上で読んでください。
 
外国人がスラングを使うと現地人以上に汚く聞こえる上、状況に合わせて扱うのが非常に難しいので、スペイン人に対して使うのはオススメしかねるためです。
 
ではいきましょう(*⌒▽⌒*)!
 
目次

 スペイン語No.1スラング:joder

間違いなくスペインで一番使われている、No.1スラングだと思います。
 
joder (ホデール)、意味は英語のFu●ck youと同じです。しかし英語のスラングとは使い方が少し違います。
(スペイン語に限ったことではないと思いますが、スラングは元々の言葉通りの意味を失っている場合が多いです。)
 
さて使い方です。
人に向けて言うこともありますが、どちらかというと強めの悪態、ぼやきといった感じです。
例えば、
 
¡¡Joder, de verdad, qué he hecho!!
(うっわ最悪や、ホンマに、何してもーたんやろ?!)
 
太字がjoderの訳です。
(またスペイン語の読みはだいたいローマ字読みでいけます。この文だと
ホデール デベルダー、ケ エ エチョ!
となります。)
 
単体で使う時も、日本語に訳すとうーーわ、みたいな、強く不快なことが起きた時に発するスラング、といった感じです。
 
ただスラング大国スペインでは、冗談的な、軽い意味合いでスラングを使うことが大変多いです。というか多分こっちの方が多い。
 
ので、スペイン人がjoderと言った時は、状況的にどう見ても不快そうな時(アイスクリーム落としたとか)でない時は、強い感情は感じているかもしれませんが、単に冗談の場合も多いです。
 
 

スペイン語版ラピュタが改名された理由:puta

この話は知っている人も多いかもしれませんね。ジブリの名作『天空のラピュタの城』は、スペイン語圏でも人気の作品ですが、輸出する際にタイトルが変更されました。
変更後のタイトルは、こちら。
 
El Castillo en el cielo
 
意味は、「空にある城」。なんてオリジナリティ溢れる名前なんでしょう。
 
というのもこの改名にはワケがあって、スペイン語では La puta (ラプータ)は"売春婦"って意味なんですね。
だからどうしてもそのままの名前で輸入するわけにはいかなかったわけです。
 
ところでこのputa、スラングとしてスペインで大活躍しています。
 
¡Hijo de puta!
とかは文字どおりサノバビッ◯!という意味なのですが、結構みんな普通に言うのでびっくりします。
これも本当に怒って使う場合もありますが、むしろ
 
Tu anillo es muy bonito. ¿Dónde lo has comprado?
その指輪可愛いなあ。どこで買ったん?
 
Jeje.. Ayer mi novio me lo regaló!
ふふ…昨日彼氏がくれてん!
 
¿En serio? ¡Hija de puta, qué envidia!
はあ?まじで?ふざけんなクソ羨ましい( ^ω^ )( ^ω^ )
 
といった具合で、このスラングも冗談で使われることが多いです。
というか、冗談じゃなかったらかなり怒ってますよね、サノバ◯ッチって(笑)
 
また puta madre (プータマドレ)というスラングもあります。
これは文字どおり訳すと"売春婦のお母さん"とかいうとんでもない単語になってしまうのですが、実はこれ、ポジティブな意味で使うんです。
 
状況によって意味合いが微妙に異なるので説明が難しいのですが、ざっくりいうと
エエやん!最高やん!
みたいな意味になります(ざっくり)。
 
いくらスラングが本来の意味を失っているとはいえ、さすがにここまでポジティブな意味に変わってしまうのは、日本人の私には感覚として理解できません(笑)
 
複雑怪奇なり、スペインのスラング文化( ˘ω˘ )( ˘ω˘ )
 
 

日本語と同じ使い方:mierda

日本人もよくゲームとかしてるとき、
クソ! とか クッソ!
って言いますよね?
それと全く同じです。
 
mierda (ミエルダ)、本来の意味はウ◯チ、つまりクソ(汚い)、スラングとして使われたときはクッソ!という苛立ちを表します。
 
このスラングは今まで紹介してきた奴らと比べて意味がマイルドな上、状況によって激しく意味が変わったりはしないので、日本人でも比較的使いやすいと思います(使えとは言っていない)。
 
 

本来の意味は調べないでください:coño

コニョ、えーこれは説明が難しいスラングです。ので正直4選の中に入れたくなかったのですが、本当によく使われるので入れざるをえなかった、という感じです(笑)
 
だいたい強調のために使われることの多いスラングです。特に驚きを伴った表現によく使われます。例を見ていくと、
 
※旧友と偶然遭遇した時に
¡Coño! ¡Cuánto tiempo!
うっわ!久しぶりやなあ!
 
※サラマンカでマイナス10度の時に
¡Qué coño frío!
すぎやろふざけんな!
 
※単にびっくり
¡Coño!
ええ?!
 
といった具合です。強い感情、特に驚きを感じた時に使われるので、スペインがコニョ!言うたときはあーなんか驚いてはんなあ、ぐらいの生暖かい目で見守りましょう。ちなみに本来の意味は"女性器"です。
 
 

まとめ

日本にはあまりスラングの文化がないので、スペイン語の強い意味を持つ単語(しかもほとんどが性的な意味合いを持つ)が、日常的に老若男女の間で飛び交うのははじめはびっくりします(笑)
 
¡Te mato! ころ●すで!
なんかも、大学の教授(女性)が普通に生徒に冗談で言ったりするので、文化の違いなのでしょう。
 
ですがくれぐれもこの記事を読んでいる知的好奇心に満ちたあなたは、これらのスラングをスペインで使ったりしないでくださいね。
スペイン人に怒られてトマトぶん投げられても、うちは知りませんからね( ˘ω˘ )🍅三
 

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ではここまで読んでくださってありがとうございました、浅羽でした!

 

次回は「【アビラ】進撃の巨人の世界にそっくり!スペインの城塞都市に行ってきた!」でお送りします。デュエル・スタンバイ!

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