こんにちは、なちです。
最近、スペイン人とサラマンカの色んなバルに行くのにはまってます(*⌒▽⌒*)
またいつか(たぶん)記事にしますね!⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
今回は、"スペインでのオタク文化"について話をします。
スペインでは日本のアニメが人気というのは結構有名な話ですが(ですよね?)、オタクの私がスペインで実際大学生らと話してみてどう感じたかを書いていきます(*⌒▽⌒*)
※4/3に人気エントリー入りしました!ありがとうごさいました(*⌒▽⌒*)!
目次
どんなアニメが人気なのか?
スペインに来る前は、いくらオタク文化が盛んだと言っても、どうせワンピースや、ナルト、進撃など有名どころが流行っているくらいだろうと正直タカをくくっていました。
が、スペインのオタク文化レベルはそんなものではありませんでした。
私自身かなり漫画やアニメを読んでいて、人より詳しい自身はあるのですが、私の知らない漫画やアニメをスペイン人はたくさん知っていて、中には今までアニメを300本見たとかいう猛者なオタクもいました(笑)(どこまで本当かはわかりませんが…笑)
例えばアニメでいうならハガレンなどの有名どころはもちろん、東京グール、キルラキル、あの花、シドニアの騎士、カイジ、ベルセルクなど、結構アニメを見る方じゃないと見ないようなアニメもアニメオタクのスペイン人達はかなり見ています(笑)
コスプレイベントやBL、HENTAIアニメまでしっかり輸出されているようです(笑)
一時期はかなり性的に過激なアニメも深夜地上波でやっていたようで、輸出主の国民としては少し複雑な気分です(笑)
ポルトガルでは今も地上波現役だそうな…(⌒-⌒; )
ライトノベルの翻訳・出版はまだまだのようで、現在スペイン語訳で出版されているのは、「涼宮ハルヒの憂鬱」のみだそうです。
マンガ・アニメどっち派?
漫画はスペインの出版社が翻訳したものが売られているのですが、普通のサイズの漫画が一冊7.5€程度と、値段はかなり高くなっています。
また訳が微妙な場合も少なくないらしく、スペイン人たちはむしろネットでアニメをよく見るようです。
ネットには有志や公式によって、英語やスペイン語の字幕のついたアニメが数多くアップされています(法的によろしくはない)。
中には良い字幕もあるようですが、スペイン語の字幕は英語の字幕からさらに翻訳されたものも多く、スペイン語の字幕は見れたもんじゃないので英語字幕で見る、という場合も多いようです。
マンガの翻訳事情
先程漫画の翻訳について書きましたが、翻訳して出版している会社は何種類もあり、同じタイトルでも会社によって訳が違います。良し悪しも結構あるようで、ここの会社は良い、ここはだめだ、とスペイン人が言っていました。
また翻訳して出版する会社が途中で倒産してしまったりして、出版社をコロコロ変えながら発刊され続けている漫画もあります(笑)
日本にとってのメリットは?
スペインでは昔から今日まで、クレヨンしんちゃんとドラえもんが放送されていて、そこから日本の文化に親しみを持ったというスペイン人も少なくありません。
そこからさらに日本の漫画やアニメを見るようになると、もっと日本に興味が出て、独学や、大学で日本語や日本の文化を勉強し始める人もいます。
最近はクールジャパンなんて言って日本のオタク文化、サブカルチャーを政府がやっとプッシュし始めていますが、もっともっと胸を張って輸出していくべき文化だと思います。
まとめ
ここまでスペインのオタク文化の発達ぶりについて書いてきましたが、やっぱりまだまだスペインでオタク文化はマイナーな文化です。
売られている漫画の数も取り扱う店舗もとても少ないし、サラマンカには漫画を扱う古本屋もありません。(マドリーにはあると思う、とスペイン人は言ってましたが)
日本では最近はオタクのイメージからは、だんだんと後ろ暗さが払拭されてきた印象を受けますが、スペインではまだまだアンダーグラウンドなイメージが強いようです。
とはいえ私が思っていたよりも断然進んでいたので、スペインのこれからのオタク文化の発達に期待ですね!
ここまで読んでくださってありがとうございました、なち(@asb_joya)でした!(*⌒▽⌒*)
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