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皆さん、こんにちは!
前回のレッスンで、自分自身のことをスペイン語で紹介できるようになりましたね。Soy Kenji. Me gusta la música. といった基本的な文章が作れるようになっただけでも、大きな一歩です。
今回は、あなたのスペイン語をさらにカラフルで、表現力豊かなものにするための魔法の言葉、「形容詞」を学びます。
「面白い映画」「親切な人」「大きな家」…
形容詞は、人やモノの様子や性質を詳しく説明(修飾)する言葉です。これを使いこなせれば、あなたの会話や文章は、例えば白黒テレビからカラーテレビになるくらい、鮮やかに変わります(たぶん)
そして、この形容詞を学ぶことは、スペイン語の最重要ルールである「性と数の一致」を理解するためのトレーニングにもなります。さあ、始めましょう!(ㆆᴗㆆ)
この記事でわかること
- ✅ 形容詞が、修飾する名詞の「性別」と「数」に合わせて形を変えるルールが分かります。
- ✅ 語尾が
oで終わる形容詞の、4つの変化形をマスターできます。 - ✅ 語尾が
o以外で終わる形容詞の、シンプルな変化ルールが分かります。 - ✅ スペイン語の形容詞が、基本的に名詞の「後ろ」に置かれるという語順を理解できます。
- ✅ 日常会話で役立つ、基本的な形容詞のリストが手に入ります。
- 1. スペイン語の鉄則!形容詞も「性と数の一致」
- 2. 形容詞の活用:4つの変化をマスターしよう
- 3. 形容詞の語順:基本は「名詞の後ろ」
- 📝 今日のまとめ
- 🔜 次回予告:「【会話例】初対面のあいさつと自己紹介」へ!
1. スペイン語の鉄則!形容詞も「性と数の一致」

前々回の「名詞・冠詞」のレッスンで、冠詞が名詞の性・数に一致することを学びましたね。
(例:un libro, una casa)
実は、形容詞もまったく同じルールに従います。
形容詞は、それが説明する名詞の「性別(男性/女性)」と「数(単数/複数)」に合わせて、自分の形を変えなければなりません。
冠詞 + 名詞 + 形容詞
この3点セットは、常に性・数が一致した「チーム」として動きます。これがスペイン語のリズムの基本です(ㆆᴗㆆ)
2. 形容詞の活用:4つの変化をマスターしよう
形容詞の変化の仕方は、その語尾によっていくつかのパターンに分かれます。まずは、最も基本となる「-o」で終わる形容詞から見ていきましょう。
① 基本パターン:語尾が o で終わる形容詞
これが最も標準的な形容詞の形で、名詞の性・数に合わせて4つの形に変化します。
例:simpático (親切な、感じの良い)
| 男性 | 女性 | |
|---|---|---|
| 単数 | simpátic**o** |
simpátic**a** |
| 複数 | simpátic**os** |
simpátic**as** |
では、実際の文章で見てみましょう。
- un chico simpático (一人の感じの良い男の子)
un(男性単数) +chico(男性単数) +simpático(男性単数)
- una chica simpática (一人の感じの良い女の子)
una(女性単数) +chica(女性単数) +simpática(女性単数)
- unos chicos simpáticos (何人かの感じの良い男の子たち)
unos(男性複数) +chicos(男性複数) +simpáticos(男性複数)
- unas chicas simpáticas (何人かの感じの良い女の子たち)
unas(女性複数) +chicas(女性複数) +simpáticas(女性複数)
【このパターンの形容詞リスト】
- bonito/a: きれいな
- caro/a: 値段が高い
- barato/a: 値段が安い
- pequeño/a: 小さい
- alto/a: 背が高い、高い
- bajo/a: 背が低い、低い
- bueno/a: 良い
- malo/a: 悪い
例文で練習:
Mi amigo vive en una casa bonita.(私の友人はきれいな家に住んでいます。)Estos zapatos son demasiado caros.(この靴はあまりにも高すぎます。)Compré unos libros buenos y baratos.(私は何冊か良くて安い本を買いました。)
② シンプルパターン:語尾が e や「子音」で終わる形容詞
語尾が -o 以外で終わる形容詞は、変化のルールがもっとシンプルになります。
- 男女の区別がありません。(男性名詞についても、女性名詞についても同じ形)
- 複数形にするときだけ、語尾に
sまたはesをつけます。
例1:grande (大きい)
- un problema grande (一つの大きな問題)
- una ciudad grande (一つの大きな都市)
- unos problemas grandes (いくつかの大きな問題)
- unas ciudades grandes (いくつかの大きな都市)
例2:fácil (簡単な)
- un examen fácil (一つの簡単な試験)
- una pregunta fácil (一つの簡単な質問)
- unos exámenes fáciles (いくつかの簡単な試験)
- unas preguntas fáciles (いくつかの簡単な質問)
【このパターンの形容詞リスト】
- inteligente: 賢い
- interesante: 面白い
- verde: 緑の
- amable: 親切な
- difícil: 難しい
- joven: 若い
- azul: 青い
③ 特殊パターン:国籍を表す形容詞
国籍を表す形容詞で、語尾が子音で終わるものは、女性形にするときに -a をつけます。
- español → español (男性単数), española (女性単数), españoles (男性複数), españolas (女性複数)
- japonés → japonés (男性単数), japonesa (女性単数), japoneses (男性複数), japonesas (女性複数)
例文で練習:
Conozco a una chica española muy amable.(私はとても親切なスペイン人の女の子を知っています。)Las películas japonesas son muy interesantes.(日本の映画はとても面白いです。)
3. 形容詞の語順:基本は「名詞の後ろ」
英語では "a beautiful house" のように形容詞を名詞の前に置きますが、スペイン語では基本的に形容詞は名詞の後ろに置かれます。
una casa bonita(きれいな家)un libro interesante(面白い本)el coche rojo(その赤い車)
【💡ちょっと豆知識】
なぜ後ろに置くかというと、スペイン語ではまず「何(名詞)か」を提示し、その後に「どんな(形容詞)ものか」という補足情報を加える、という思考の流れがあるからです。「家だよ、ちなみに綺麗なんだ」という感覚です(ㆆᴗㆆ)
例外:名詞の「前」に置かれることもある形容詞
bueno (良い) や malo (悪い) など、いくつかの形容詞は名詞の前に置かれることもあります。前に置くと、少し主観的で感情的なニュアンスが加わることがあります。
また、bueno と malo は男性単数名詞の前では buen, mal と短縮形になります。
un buen día(良い一日)un mal momento(悪いタイミング)
今の段階では、「基本は後ろ」と覚えておけば大丈夫です。
📝 今日のまとめ
- 形容詞は、説明する名詞の性と数に常に一致させます。
- 語尾が
oの形容詞は、o/a/os/asと4つの形に変化します。 - 語尾が
eや子音の形容詞は、男女同形。複数形のs/-esだけ意識します。 - 形容詞は、基本的に名詞の後ろに置きます。
🔜 次回予告:「【会話例】初対面のあいさつと自己紹介」へ!
お疲れ様でした!これであなたは、人やモノをより詳しく、豊かに説明する力を手に入れました。
次回は、これまでの総まとめとして、実際の会話形式で自己紹介のロールプレイを行います。挨拶から始まり、質問を交わし、別れるまでの一連の流れを練習して、実践的な会話力に繋げていきましょう!(ㆆᴗㆆ)
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