アルマダインベンシブレ - スペイン留学記

スペイン大好きサブカル大学生が日々考えること。

スペイン人に痴漢を日本の伝統だと茶化されてキレた話

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こんにちは、なちです(*⌒▽⌒*)
 

スペインでは本の市場が不定期で開催されるのですが、掘り出し物に出会える率が高くてとても危険です(笑)

 
さて前の更新から時間が空いてしまいましたが、前回の予告通り、「スペイン人に日本の痴漢を茶化されてキレた話」をしていこうと思います。
 
目次

 

痴漢の冗談の内容と経緯

まず相手は日本文化に興味のあるスペイン人で、ご飯を食べながらなんでもない雑談をしていました。
 
なにがきっかけだったか、日本の痴漢の話になったんです。するとスペイン人が、
「痴漢はあれだよね、お味噌汁と一緒で、日本の伝統だよね(笑)」
なんてことを言い出したのです。
 
私は唖然、和やかなお昼の雰囲気は吹き飛びました。
 
 

スペイン人にとっては"ただの冗談"だった

その冗談を言われた途端急降下する私の機嫌を目の前にして、なぜかスペイン人はうろたえていました。
 
「え、今の冗談まずかった?でも気にしないでよ、ただの冗談なんだから。」
 
と言われましたが、いやいやいや冗談にも言っていいのと悪いのがあるやろ、そして今回の痴漢の冗談は私にとってはとても不快なものでした。
 
いくら不快だと言ってもイマイチ納得していない様子だったので、私は日本の痴漢がどういうものか説明することにしました。
 
 

スペイン人にした痴漢の説明

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日本の痴漢について、だいたい以下のことを説明したと思います。
 
  • 痴漢は、抵抗できなさそうなおとなしそうな女子(時には男子)を元から狙っていること
  • ただ他人の尻を撫で回すだけでは終わらないケースもあること
  • 他人に相談した場合、"自分は女としての魅力があるんだと自慢している"と受け取られることがあること
  • ミニスカート等を履いているほうが悪いんだと責任転嫁される場合があること
  • 痴漢によって大きなトラウマを負わされる場合があること
いくら日本文化が好きで(痴漢という単語を知っているくらい)勉強しているとはいえ、やはりそんなには知らなかったようで、"電車で女の子のお尻をおじさんがちょっと触るセクハラな行為"ぐらいにしか思っていなかったようです(だったら冗談にしていいとも思いませんが…)。
 
「痴漢がこんなに深刻な問題だとは思わなかった、言ってはいけない冗談を言ってほんとにごめん。知らなかった。」
 
と謝ってくれその場は収まったのですが、その後も少し日本の痴漢についてそのスペイン人と話しました。
 
 

痴漢についてのスペイン人との会話

私の説明を聞いて、スペイン人はかなり衝撃を受けたようでした。特に、
  • 他人に相談した場合、自分は女としての魅力があるんだと自慢していると受け取られることがあること
  • ミニスカート等を履いているほうが悪いんだと責任転嫁される場合があること
の部分は全く理解できないようで、
どう考えても加害者が悪いに決まっているのに、どうしてそんな考え方ができるんだ」
と至極まっとうなことを言ってくれました。
 
 

結果思ったこと

私がこの話を持ち出したのは、「不快な冗談を言われて腹が立った」という話をしたいがためではありません(件のスペイン人とは完全に和解しているし今でも仲良しです(笑))。
この記事で言いたいことは主に次の2つです。
  1. 外国人の行動に腹が立った場合、その理由をきちんと説明すべき
  2. 日本の痴漢について改めて考えたこと

 

外国人の行動に腹が立った場合、その理由をきちんと説明すべき

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外国人と関わっていて何かに腹が立った時、もちろんただ相手が失礼なだけの場合もありますが、文化の違いが原因であることがかなり多いです。
 
その場合、相手にこちらが不快に思ったことをちゃんと伝えないと、こっちは機嫌が悪いし相手はその理由がわからないしで、いいことが何もありません。
また特にその外国人と長く付き合っていくつもりなら、そういった文化の違いによる摩擦は、当たり前ですが伝えていかないと勝手に減ることはありません
 
 

日本の痴漢について改めて考えたこと

電車内での痴漢という行為自体スペインでは聞いたことがないそうですが、彼はそれ自体よりも、痴漢を取り巻く周りの日本人の考え方にたまげていました。
 
痴漢されたことを他人に言うと自慢だと思われたり、派手な服装をする方が悪いと言われたり、ただでさえ被害者なのになぜその上さらに叩かれなければいけないのか。日本に蔓延するこういった空気、スペイン人ははっきり"病気だ"と言ってくれました(笑)
 
また痴漢といえば冤罪の問題も付いて回ると思います。冤罪は絶対に許されないことなのは自明です。が、それがあるからといって本当の被害者まで肩身の狭い思いをすることがあってはならないと思います。
 
冤罪をなすりつける人は当然悪いし、許されるべきではありません。
しかし、痴漢となればすぐに冤罪の話へ持っていき議論したがる人を見るたび、痴漢の本当の被害者の像が見えなくなっている気がしてモヤモヤします。
 
痴漢があるから冤罪もあるんだーとまで言い出すと誰かしらから攻撃されそうですが、痴漢のないスペインで痴漢の冤罪がないのも事実です。
 
 

まとめ

外国人と関わると、お互いの文化の違いに驚き、また自分の文化の新しい側面も発見できることが多々あります。
 
言葉にするとなんだか月並みですが、私にとってはそういう体験は本当に面白いので、これからもどんどん新しい文化に出会っていきたいなと思います。
 
ここまで読んでくださってありがとうございました。
浅羽なちでした(*⌒▽⌒*)!
 
次回の更新は「サラマンカの新大聖堂に登ってみた」の予定です。
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